【心霊】下田富士屋ホテル|廃ホテルの特定の部屋から聞こえる女の声の正体
静岡県下田市の道の駅前に建つ廃ホテル。4階の神子元38号室で「ウフフフフ」という女の笑い声・赤いワンピースの霊・ラップ現象が報告され、複数のテレビ番組や心霊YouTube「ゾゾゾ」が訪問。2023年1月の不審火で3階以上が焼失したが、心霊スポットとしての伝説は残り続けている。

基本データ
- 種別:心霊スポット
- 所在地:静岡県
- 危険度:4/5
- 信憑性:B
4階の38号室。
「ウフフフフ……」と女が笑う声がした。明るく、楽しそうな声だった。
それがかえって怖かった。
概要
下田富士屋ホテルは静岡県下田市に位置する廃ホテルだ。1970年頃に開業し、1997年頃まで営業していたとされる。道の駅「開国下田みなと」の目の前という立地に建つ和洋折衷の建物で、隣には現役の「黒船ホテル」が営業している。
心霊スポットとして特に知られるのが4階の「神子元(みこもと)38号室」で、赤いワンピースを着た女の霊・楽しそうな笑い声・ラップ現象が集中して報告されている。「世界の怖い夜」「バクモン学園」「口を揃えた怖い話」など複数のテレビ番組に取り上げられ、心霊YouTubeチャンネル「ゾゾゾ」も訪問した。
しかし2023年1月22日の未明、釣り人からの通報で火災が発覚。約5時間半後に鎮火したものの、3階から上の大部分が焼失した。電気・ガスが通じていない廃墟での深夜の火災であり、不審火と見られている。この火災により、神子元38号室を含む4階は全焼した。複数のメディア・多数の独立した証言から、B評価の信憑性に値する。

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 下田富士屋ホテル(神子元38号室) |
| 所在地 | 静岡県下田市(道の駅開国下田みなと前) |
| ジャンル | 廃ホテル |
| 危険度 | 4 |
| 信憑性 | B |
| タグ | #心霊スポット #廃ホテル #ホテル #静岡 |
場所・アクセス
伊豆半島の南端、下田市の港に面した立地だ。道の駅「開国下田みなと」のすぐ目の前という、観光客が多く行き交う場所にありながら廃墟のまま残り続けてきた。
かつてのホテルは和洋折衷の多層建築で、正面からの外観はバブル期のリゾートホテルの面影を残していた。廃墟化が進むにつれ、老朽化した壁面・落書き・割れた窓が不気味な存在感を発するようになった。
2023年の火災以降、3階以上は大部分が焼け落ちており、1階・2階部分のみが残っている状態だ。現在は所有者により管理されており、無断立ち入りは不法侵入となる。
なぜ心霊スポットになったのか
下田富士屋ホテルが静岡最恐の廃墟として語られる理由の軸は、「神子元38号室で何かが起きる」という具体的な部屋名の存在だ。
「神子元」とは下田沖に浮かぶ神子元島に由来する部屋名で、ホテル内の客室は各部屋に伊豆の地名が冠されていた。4階の神子元38号室は、テレビ番組「世界の怖い夜」(2017年)での検証をきっかけに全国的な知名度を得た。番組でスタッフが霊に取り憑かれたとされる映像が放送され、以後「ゾゾゾ」など多くの心霊系メディアが取り上げた。
1Fフロントには首のない日本人形が残されており、「触ると呪われる」という噂がある。地下の従業員休憩室は「神子元38号室より地下のほうが怖い」という声もあり、2階の弁天島29号室にも女性の霊が出るとされる。2022年の「口を揃えた怖い話」での放映後はさらに訪問者が激増し、夏場は特に治安悪化の懸念が地元で語られるようになった。
心霊現象の噂
「ウフフフフ……」と女が笑う声
神子元38号室で報告される最も印象的な怪異がこれだ。悲しい泣き声でも怒りの声でもなく、楽しそうな女の笑い声が聞こえるという。
「ウフフフフ……」という笑い声が廊下や室内で聞こえ、出所を探しても誰もいない。怒りや悲しみではない「楽しそうな霊」という要素が、かえって不気味さを増幅させていると語られている。
赤いワンピースの女が現れる
神子元38号室および4階付近に、赤いワンピースを着た女の霊が現れるという目撃談が複数残っている。
はっきりした姿で現れるわけではなく、廊下の奥や扉の隙間にその姿が見えるという証言が多い。
誰もいないのに足音が聞こえる
4階の廊下を「パタパタパタ……」と歩く足音が、誰もいないはずなのに聞こえるという体験談が繰り返し報告されている。
階段を上がってくる足音を「誰かが来た」と思って待っていると、何も現れないという体験が特に多い。
首のない日本人形は触ると呪われる
1階フロントに残された首のない日本人形は「触ると呪われる」「ひとりでに動く」という噂がある。
もともと首があったのか、誰かが壊したのかも不明なまま、長年廃墟の中に置かれ続けた。この人形の存在が、ホテル全体の不気味な雰囲気を象徴するものとして語られてきた。
地下の従業員休憩室での視線
「神子元より地下のほうが怖い」という証言が心霊マニアの間で語られている。地下の従業員休憩室では強い視線を感じ、写真に顔のようなものが写り込むという報告がある。

体験談
体験談①「玄関ロビーで、階段からの足音が聞こえた」
廃墟探索目的で訪れた人物の証言。玄関ロビーの受付裏部屋にいたとき、2階へ続く階段から「トントントントン」と規則的な足音が聞こえてきた。
最初は他の探索者が上がってきたのだと思った。周囲を見回したが、誰もいなかった。外に出た者がいても、廃墟の中で足音を聞き逃すことはないほど静かな空間だった。
「何か超自然的なものが関係しているとしか思えなかった」と語っており、一生忘れられない体験だとしている。(ウワサの心霊話より)

体験談②「ゾゾゾ・落合さんが一人で38号室を目指したとき、電話口に謎の物音が入った」
人気心霊YouTube「ゾゾゾ」の検証で、落合さんが一人で4階の神子元38号室を目指した際のエピソード。建物の広さのせいで迷い、メンバーに電話したところ、電話口に謎の物音が入ったという。
その後、皆口さんが落合さんの忘れたスマートフォンを取りに向かったところ、床に大量の御札が散乱しているのを発見した。
「誰かが除霊のために置いていったのか」という問いが残ったまま、その場を後にしたという。(YouTubeゾゾゾより)
体験談③「38号室で一人でいたら、笑い声の後に人影が見えた」
深夜にグループで訪れた男性の証言。神子元38号室に一人で入って静止していたとき、しばらくして「ウフフ」という女の笑い声が聞こえた。
振り返ると、廊下側の扉の隙間に人の形をした影のようなものが見えた。他のメンバーはその時別の階にいた。
「笑い声が悲しくないのに、見てはいけないものを見た確信があった」と語っている。その夜、全員が別々に同じ夢を見たという。赤い服を着た女が静かに立っている夢だった。(SNS投稿より)
※ 体験談は個人の証言であり、事実を保証するものではありません。
危険性と注意点
下田富士屋ホテルは所有者が管理している私有地だ。
不法侵入は逮捕事例あり
過去に無断侵入で逮捕されたYouTuberの事例がある。建物への無断立ち入りは住居侵入罪となる可能性がある。
2023年の火災で建物は半焼
3階以上は大部分が焼失しており、残存部分も崩落リスクが非常に高い。外観の見学にとどめること。
治安リスク
夏場を中心に肝試し客が集まり、暴力・器物破損などのトラブルが報告されている。「心霊より人間の方が危ない」という地元の声がある。
道の駅・近隣施設への迷惑
観光客が多く行き交う場所であり、深夜の集団集合・騒音は近隣への重大な迷惑となる。

まとめ
2023年1月の火災で、神子元38号室は全焼した。
「ウフフフフ……」という笑い声が聞こえた部屋は、今は炭になったソファが残るだけの焼け野原だ。
それでも廃墟写真家は言う。「出るとされるワンピースの女性の霊も、この野ざらしではきっともうどこかへ行ってしまっただろう」と。
「きっともう」という言葉が、この場所の怖さを象徴している。あの笑い声が、本当にどこかへ行ったのかどうか、誰も確かめられない。
動画
FAQ
Q. 下田富士屋ホテルはどこにありますか?
静岡県下田市の港に面した場所、道の駅「開国下田みなと」の目の前に位置します。
Q. 「神子元38号室」とはどんな部屋ですか?
ホテル4階にあった客室で、部屋名は下田沖の神子元島に由来します。「ウフフフフ」という女の笑い声やラップ現象、赤いワンピースの霊が報告されていましたが、2023年の火災で全焼しました。
Q. 2023年の火災について教えてください。
2023年1月22日の深夜に不審火が発生し、3階から上が大部分焼失しました。電気・ガスが通じていない廃墟での深夜の火災であり、肝試しに来た者のタバコの不始末などが原因と推測されています。
Q. 現在も訪問できますか?
建物は所有者が管理しており、無断立ち入りは不法侵入となります。過去に逮捕事例もあります。外観の見学や、YouTubeの動画・ストリートビューでの鑑賞にとどめることを強く推奨します。
Q. テレビ番組で取り上げられたというのは本当ですか?
はい。「世界の怖い夜」(2017年)でサンシャイン池崎・遼河はるひが検証。「口を揃えた怖い話」(2022年)でも特集。YouTube「ゾゾゾ」も訪問しています。
安全メモ
- 私有地への侵入はNG
- 危険行為(廃墟侵入・無理な探索)はNG
- 近隣住民への迷惑行為はNG
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