【心霊】旧犬鳴トンネル|焼殺事件現場の封鎖トンネルで消えた訪問者の真相
福岡県宮若市と久山町の境に位置する封鎖された廃トンネル。1988年の犬鳴峠焼殺事件の現場として裁判記録に残り、映画「犬鳴村」のモデルにもなった。トンネル内で聞こえる女の異様な叫び声、首に赤い線が写り込む写真、訪問後の原因不明の事故など、日本最恐クラスの怪異が語られる。

基本データ
- 種別:心霊スポット
- 所在地:福岡県
- 危険度:5/5
- 信憑性:A
「キャー」ではなかった。
「イィーーーー」という、人間が出すとは思えない長い叫び声だった。
トンネルの中にいたのは自分たちだけだった。入口は一つしかない。それなのに、声は確かにそこから聞こえてきた。
概要
旧犬鳴トンネルは福岡県宮若市と糟屋郡久山町の境に位置する、使用されなくなった廃トンネルだ。1975年に新犬鳴トンネルが開通したことで旧道は通行禁止となり、以来50年近く封鎖されたまま今日に至っている。
日本最恐の心霊スポットとも称され、清水崇監督の映画「犬鳴村」(2020年公開)のモデルとなったことで全国的な知名度を得た。1988年に起きた「犬鳴峠焼殺事件」が裁判記録に残る事実として確認されており、信憑性はA評価に値する。
映画化後は余計に訪問者が増加し、現在は旧道入口にフェンスと監視カメラが設置され警備が厳重化している。宮若市は取材許可を一度も出していない。

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 旧犬鳴トンネル(旧犬鳴隧道) |
| 所在地 | 福岡県宮若市・糟屋郡久山町の境 |
| ジャンル | トンネル |
| 危険度 | 5 |
| 信憑性 | A |
| タグ | #心霊スポット #トンネル #福岡 #事件 #峠 |
場所・アクセス
福岡市中心部から車で約1時間。新犬鳴トンネルのすぐ脇に旧道への入口がある。しかし現在はその入口にフェンスが設置されており、車でも徒歩でも旧トンネルへは近づけない状況だ。
かつては旧道の途中まで車で入れたが、暴走族によるトラブルや器物破損が相次いだため封鎖が強化された。映画「犬鳴村」の公開後は訪問者が急増し、現在は監視カメラも設置されている。
周辺には「看板などの案内はなく、夜は暗いため通り過ぎてしまう」という訪問者の声が多い。その「見つけにくさ」が、逆に一帯の不気味な雰囲気を高めている。
なぜ心霊スポットになったのか
旧犬鳴トンネルが「日本最恐」と呼ばれる理由の軸は、1988年12月に起きた「犬鳴峠焼殺事件」だ。
主犯格の19歳少年ら未成年5人のグループが福岡県内で20歳の男性から乗用車を強奪して監禁。凄惨なリンチを加えた末に旧犬鳴トンネル内へ連行し、手足を縛った状態でガソリンをかけて焼き殺した。ほぼ同時期に発生した東京の女子高生コンクリート詰め殺人事件とともに、少年グループによる凶悪事件として日本の犯罪史に刻まれている。
しかしこの事件以前から、旧犬鳴トンネルは心霊スポットとして地元に知られていた。約1000年前、この一帯は修験道の修行場として使われており、行者によって結界が張られていたとも言われる。その結界が崩れた後、悪霊を呼び込む土地になったという伝承が残っている。
そして殺人事件の現場となったことで、それ以前から語られていた怪異と現実の惨事が重なり合い、「日本最恐」の座が確立された。
心霊現象の噂
トンネル内で聞こえる女の叫び声
封鎖前にトンネル内に入った複数の訪問者が、誰もいないはずなのに女性の声を聞いたと報告している。「キャー」ではなく「イィーーーー」という、通常の悲鳴とは異なる異様な声だったという証言が複数一致している。
全国の心霊スポットを巡ってきた心霊探検家も「トップクラスで怖かった」と述べており、この声の体験が最も強烈な怪異として語られている。
記念写真に「首に赤い線」が写り込む
旧犬鳴トンネルで撮影した記念写真に、首に真っ赤な線が写り込んでいたという体験談がある。その後、撮影者は実際にバイク事故に遭って首が真っ赤に腫れ上がったという。「写真が現実を予告した」という解釈で語り継がれている。
犬鳴村の伝説──憲法が通用しない集落
トンネルを抜けた先に「犬鳴村」という集落があり、入口に「この先、日本国憲法は通用しません」という看板が立っているという都市伝説がある。村に入ると村人が斧や鎌を持って追いかけてくる、あらゆるメーカーの携帯電話が「圏外」になるといった噂が語り継がれている。
映画「犬鳴村」(2020年)はこの伝説を元に制作された。
訪問後の原因不明の高熱・事故
旧犬鳴トンネルに訪れたグループのメンバー全員が、その後原因不明の高熱を出したという証言が複数ある。また、訪問後にバイク事故や交通事故に遭ったという報告も語り継がれている。

体験談
体験談①「全国で回った中でトップクラスの怖さだった」
全国の心霊スポットを取材してきた心霊探検家・怪談作家の証言。封鎖前にトンネル内で仲間3人と動画撮影の準備をしていたとき、三脚をセットした瞬間に「イィーーーー」という女性の叫び声がトンネルの中に響いた。
「キャー」という短い悲鳴ではなかった。長く引き延ばされた、人間離れした声だった。
トンネルの中にいたのは自分たちだけだった。3人は一切の撮影を中止してすぐにトンネルを出た。
「全国を回った中でトップクラスで怖い印象がある」と語るその人物は、その後も数回旧犬鳴トンネルを訪れている。しかしあの声は一度しか聞いていないという。(よろず〜ニュース取材記事より)

体験談②「父が若い頃、トンネルの前で車が止まった」
父が若い頃に体験したことを娘が語った証言。犬鳴峠の走り屋だった父が友人と肝試しに向かい、トンネルまであと少しのところで突然エンジンが止まり、何をしても車が動かなくなった。
しばらく格闘した末に、「引き返そう」と決めた瞬間、エンジンが何事もなくかかった。
2人は一言も話さずそのまま帰ったという。後年、「あそこはトンネルまで辿り着かせないほうが良いと、何かが止めてくれたのかもしれない」と父は語っていたという。
帰り道で後ろの座席を確認したとき、誰もいないはずなのに座席が沈み込んでいるように見えた。2人は確認し合うことなく、そのまま帰宅したという。(心霊スポット怖い話サイト投稿より)
体験談③──この記事の山場「トンネルで体験した後、帰宅してから首に赤い線の写真を発見した」
心霊探検家の友人が語った体験。旧犬鳴トンネルで仲間と記念写真を撮った。撮影時は何も感じなかった。帰宅後、写真を確認すると、自分の首に真っ赤な線が一本入っていた。
その翌月、その人物はバイク事故に遭った。
首が真っ赤に腫れ上がった。線の位置と、腫れた場所が一致していた。
「写真は何かを予告していた」という解釈は本人も否定できなかったという。その後、本人はしばらく旧犬鳴トンネルに近づかなかったという。(よろず〜ニュース取材記事より)
※ 体験談は個人の証言であり、事実を保証するものではありません。
危険性と注意点
旧犬鳴トンネルは現在、旧道入口にフェンスと監視カメラが設置されており、事実上の立入禁止状態だ。
不法侵入は現行犯逮捕のリスクあり
監視カメラが設置されており、警察も定期的にパトロールしている。フェンスを越えての侵入は不法侵入(住居侵入罪)にあたる可能性がある。
暴走族・不審者とのトラブルリスク
過去に暴走族による器物破損・放火が相次いだ。肝試しに訪れる人間と暴走族が鉢合わせるリスクがある。
山道の転落・遭難リスク
夜間は照明が一切なく、山道は足場が悪い。転落や遭難のリスクが高い。
訪問後の「原因不明の高熱・事故」の報告多数
心霊的な危険性の報告が多く、特に「訪問したグループ全員が高熱を出した」という証言が複数ある。

まとめ
旧犬鳴トンネルが「日本最恐」と呼ばれるのには理由がある。
1988年の焼殺事件という裁判記録に残る「現実」がある。1000年前の修験道の伝承がある。封鎖されたトンネルの中で複数の独立した証言が「同じ声」を聞いている。
全国の心霊スポットを巡り続けた人物が「トップクラスで怖かった」と断言する場所が、今も福岡の山の中に封鎖されたまま存在している。
そしてトンネルの中で「イィーーーー」という声を聞いた人たちは、全員がすぐに逃げた。
何も確認しようとせずに。
動画
FAQ
Q. 旧犬鳴トンネルはどこにありますか?
福岡県宮若市と糟屋郡久山町の境に位置します。新犬鳴トンネルのすぐ脇に旧道への入口がありますが、現在はフェンスで封鎖されています。
Q. 現在も入ることはできますか?
旧道入口にフェンスと監視カメラが設置されており、立入禁止状態です。宮若市は取材許可も一度も出していません。
Q. 1988年の事件とはどのような事件ですか?
少年グループ5人が20歳の男性を拉致し、旧犬鳴トンネル内で手足を縛った状態でガソリンをかけて焼殺した「犬鳴峠焼殺事件」です。ほぼ同時期の東京・女子高生コンクリート詰め殺人事件と並ぶ少年凶悪事件として犯罪史に記録されています。
Q. 映画「犬鳴村」との関係は?
清水崇監督の映画「犬鳴村」(2020年公開)は旧犬鳴トンネルとその奥にあるとされる「犬鳴村」の都市伝説をモデルにしています。映画公開後から訪問者が急増し、現在の厳重な封鎖につながっています。
Q. 「犬鳴村」は本当に存在するのですか?
地図上に「犬鳴村」という地名は存在しませんが、トンネルの奥に小集落があったことは確認されています。「日本国憲法が通用しない」という看板の都市伝説については、公的な確認はされていません。
安全メモ
- 私有地への侵入はNG
- 危険行為(廃墟侵入・無理な探索)はNG
- 近隣住民への迷惑行為はNG
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