【心霊】ホテルセリーヌ|廃墟の壁に描かれた妊婦の絵と聞こえる泣き声の真相
廃墟の壁に、妊婦の絵が描かれている。客室の壁に。ベッドのマットに。割れた窓ガラスに。全部で16か所。全て同じ筆致で。ナイフで腹を刺した絵もある。誰が、いつ、なぜ描いたのか──今も誰も知らない。

基本データ
- 種別:心霊スポット
- 所在地:長野県
- 危険度:3/5
- 信憑性:B
廃墟の壁に、妊婦の絵が描かれている。
客室の壁に。ベッドのマットに。割れた窓ガラスに。
全部で16か所。全て同じ筆致で。ナイフで腹を刺した絵もある。
誰が、いつ、なぜ描いたのか──今も誰も知らない。
概要
ホテルセリーヌは長野県上水内郡信濃町野尻3635に位置する廃ラブホテルだ。県道18号線沿い、上信越道の長野・新潟県境付近に立地する。1階が駐車場、2階が客室の2階建てモーテル式で、1977年(昭和52年)から1990年(平成2年)頃まで営業し、1994年頃までに閉業したとされる。
廃業後、廃墟となったこの建物が全国的な心霊スポットとして注目されるようになった最大の理由は「妊婦の落書き」だ。誰が描いたか不明の妊婦の絵が客室内に16か所以上確認されており、なかにはナイフで腹を刺す描写のものもある。横に謎の電話番号・名前が書かれたものもあり、考察サイトの調査で市外局番が新潟県のものと判明した。
廃墟本への掲載・心霊系YouTubeチャンネル「ゾゾゾ」での取り上げ・複数の独立した体験談からB評価の信憑性に値する。2025年には現地での超少人数制心霊ツアーも開催されるほどの知名度となっている。

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ホテルセリーヌ(ほてるせりーぬ) |
| 所在地 | 長野県上水内郡信濃町野尻3635(県道18号線沿い) |
| ジャンル | 廃ラブホテル |
| 危険度 | 3 |
| 信憑性 | B |
| タグ | #廃屋 #ホテル #心霊スポット |
場所・アクセス
上信越道「信濃町IC」から約5〜10分。県道18号線沿いに位置し、国道沿いに建つため発見しやすい。周囲には他にも廃ラブホテルが点在するエリアで、ホテルセリーヌはそこから少し離れた場所に単独で立っている。
近隣には野尻湖があり、昼間は観光客も訪れるエリアだ。現在は窓ガラスが全て破損した状態で、私有地への立ち入りは不法侵入にあたる。
なぜ心霊スポットになったのか
ホテルセリーヌが日本を代表する廃墟心霊スポットとして語られる理由の軸は、「誰が描いたか分からない妊婦の落書き」だ。
廃業後の客室内に、全て同じ筆致とみられる妊婦の絵が16か所確認されている。一部にはナイフで腹を刺す描写、縦に切るような描写があり、「見た者の正気を疑う」内容だ。絵の横には謎の電話番号と名前が記されており、考察系サイトの調査で市外局番が新潟県の固定電話のものと判明。2000年版の電話帳ではその番号がヒットし、書かれた名前と同じ苗字の人物が100キロ以上離れた場所に住んでいたことも確認された。
「女性が暴行されここで自殺した」「ホームレスが駐車場で焼き殺された」という物語がネット上に広まったが、地元の信濃毎日新聞には該当する事件報道の記録がなく、地元民からも「そのような事件は起きていない」と証言されている。事件の噂は否定されているが、「では妊婦の絵は誰が、なぜ描いたのか」という謎は今も解明されていない。
同様の妊婦の絵は新潟県出雲崎町の廃牛舎・山口県下関市の廃ラブホテルでも発見されており、模倣者が増えたとも考えられている。
心霊現象の噂
壁の妊婦絵を10か所以上写真に撮ると祟られる
最も有名な怪異がこれだ。「妊婦の絵を10か所(または16か所全て)写真に収めると祟りが降りかかる」という伝承が定着している。全て撮影しようとした訪問者が途中で体調を崩したという証言が残っている。
オーナー夫妻の写真が話しかけてくる
フロントに残されていたとされるオーナー夫妻の写真が話しかけてくるという怪異が語られている。
客室のドアが独りでに閉まる
誰もいないはずの客室のドアが独りでに閉められるという体験談が複数残っている。部屋に入ると閉じ込められるという噂もある。
2階の窓から何かがこちらを見ている
廃墟の外から見上げると、2階の窓に何かがじっとこちらを見つめているという目撃談が残っている。建物を後にしようとした際に中間の窓から手が出ているのを見たという証言もある。
訪問後に廃墟の夢を見ると呪われる
ホテルセリーヌに行った後、営業中だった頃の綺麗な状態の夢を見ると呪われる・近いうちに事故に遭うという噂がある。
誰もいないのに人の話し声が聞こえる
廃墟内で誰もいないのに人の話し声が聞こえるという体験談が複数残っている。

体験談
体験談①「建物を出ようとしたとき、窓から手が出ていた」
廃墟を探索して外に出ようとした人物の証言。全室を確認して誰もいないことを確かめた上で退出しようとした。
ふと振り返ると、建物中央付近の窓から何者かの手が出ていた。
「確かに誰もいないことを確認していた。それでも手があった」と語っており、翌日も別の訪問者が同じ窓から手が出ているのを目撃したという。2度目撃されたことが証言の信憑性を高めている。(ウワサの心霊話・Twitter投稿より)

体験談②「妊婦絵を10か所以上撮影した後、体調を崩し続けた」
「祟りがある」という噂を知りながら意図的に全ての妊婦の絵を撮影しようとした人物の証言。
10か所を超えたあたりから体の重さを感じ始めた。
撮影を続けたが廃墟を出た後から吐き気が続き、帰宅後も数日間体調不良が続いた。「偶然かもしれないが、あの絵を全て撮ろうとしたことを後悔している」と語っている。(体験談まとめサイトより)
体験談③「霊感ゼロの自分が、初めて幽霊の存在を信じざるを得なくなった」
「幽霊など信じない」と公言していた人物がホテルセリーヌを訪れた際の証言。廃墟探索自体は複数回経験しており、特に怖いとは思っていなかった。
しかしホテルセリーヌ2回目の訪問で、「幽霊とか信じない自分が初めて存在を信じざるを得ない出来事が起きた」とSNSに投稿した。具体的な内容は明かされていないが、「あそこだけは別格だった」と語っている。(Twitter投稿より)
※ 体験談は個人の証言であり、事実を保証するものではありません。
危険性と注意点
ホテルセリーヌは廃業から30年以上が経過した老朽化した廃墟だ。
不法侵入は犯罪
私有地への無断立ち入りは不法侵入にあたる。近年は超少人数制の公認ツアーも開催されているが、一般の無断侵入は禁止だ。
建物崩壊の危険
窓ガラスが全て破損しており、床・天井の老朽化が著しい。転落・崩落のリスクが高い。
妊婦の絵の現状
近年の訪問者の報告では、黒いスプレーで上から塗られたり劣化が進んでおり、以前より見えにくくなっているとされている。
周辺の交通
県道18号線沿いで、路肩への駐停車は後続車との事故リスクがある。

まとめ
ホテルセリーヌの本当の怖さは、幽霊よりも「謎の妊婦の絵」にある。
事件の噂は否定されている。地元の新聞には何も載っていない。女性が殺されたという記録はない。ホームレスが焼き殺されたという記録もない。
しかし妊婦の絵は確かにある。客室の壁に、マットに、窓ガラスに。ナイフで腹を刺した絵が。横に電話番号が。名前が。
誰が描いたのか。なぜ描いたのか。電話番号の主との関係は何か。同じ絵が新潟や山口にも現れたのはなぜか。
廃業から30年以上が経ち、窓ガラスはすべて割れ、絵も少しずつ消えていく。それでも「あの絵の正体」だけは、今も分からないままだ。
動画
FAQ
Q. ホテルセリーヌはどこにありますか?
長野県上水内郡信濃町野尻3635に位置します。県道18号線沿い、上信越道「信濃町IC」から約5〜10分の場所にあります。
Q. 「妊婦の絵」はいつ誰が描いたのですか?
不明です。1987〜2000年頃の間に描かれたと考えられており、電話帳調査や落書きの特徴から同一人物が描いたとみられますが、正体は今も不明です。
Q. 噂されている事件(暴行・焼殺)は本当にあったのですか?
地元紙「信濃毎日新聞」にそれらの事件に関する報道記録はなく、地元住民からも「事件は起きていない」とされています。妊婦の絵から想像をふくらませて生まれた都市伝説である可能性が高いとされています。
Q. 同じ妊婦の絵が他の場所にもあると聞きましたが?
新潟県出雲崎町の廃牛舎(現在は倒壊済み)と山口県下関市の廃ラブホテルでも同様の絵が確認されています。模倣者が描いたとも考えられています。
Q. 心霊ツアーが開催されているのは本当ですか?
2025年に「中部地方最恐」として超少人数制の公認心霊ツアーが期間限定で開催されたことが確認されています。一般の無断侵入とは全く異なるものです。
安全メモ
- 私有地への侵入はNG
- 危険行為(廃墟侵入・無理な探索)はNG
- 近隣住民への迷惑行為はNG
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