【京都府の心霊スポット】深泥池(みどろがいけ)|日本のタクシー怪談の発祥地──1969年の朝日新聞が記録した、「深泥池まで」と消えた女客の怪
京都市北区上賀茂、宝ヶ池の西側に広がる湿地帯にある京都最古の天然池。氷河期から続く動植物が生息し国の天然記念物に指定されている。一方で日本のタクシー怪談の発祥地としても知られ、1969年(昭和44年)10月7日付の朝日新聞に「深泥池まで」と告げた女性客が車内で消えていたという怪…

基本データ
- 種別:心霊スポット
- 所在地:京都府
- 危険度:2/5
- 信憑性:B
京都市北区上賀茂。宝ヶ池の西側に広がる湿地帯の真ん中に、小さな池がある。
「深泥池(みどろがいけ)」。
氷河期から続く動植物が生息する、京都最古の天然池だ。天然記念物に指定されている。
しかし、日本のタクシー怪談の発祥地としても全国的に知られている。
1969年(昭和44年)10月7日付の朝日新聞に、このタクシー怪談が掲載されていた記録がある。
雨の夜に女性を乗せたタクシーが深泥池に到着し、バックミラーを見ると女性が消えていた。後部座席がぐっしょりと濡れていた。
その後、京都のタクシー業界では夜間に「深泥池まで」という女性の一人客を乗車拒否しても咎めなしという暗黙のルールができたとも言われている。
概要
深泥池(みどろがいけ・みぞろがいけ)は京都府京都市北区上賀茂に位置する天然池だ。市内を南北に結ぶ鞍馬街道を北へ進み、宝ヶ池の西側に広がる湿地帯の真ん中にある。氷河期時代の生物が現在も生息するという貴重な環境を持ち、国の天然記念物(池・湿地を含む生態系全体)に指定されている。菅原道真が編纂した書物や紫式部の歌にも登場する、京都最古の天然池だ。
この池が全国的に知られるのは「日本のタクシー怪談の発祥地」としての評判だ。「雨の夜に深泥池の近くで白いワンピースの女性を乗せたタクシーが深泥池に到着するとバックミラーから女性が消え後部座席がぐっしょり濡れていた」という怪談は、日本各地に広まっているタクシー幽霊談の最も古いバージョンのひとつとされている。「朝日新聞 昭和44年(1969年)10月7日付」にこのタクシー怪談が掲載されていたという記録があり、50年以上前から語られてきた怪談だ。
霊視検証サイトの調査によれば「一時期同じような体験をしたタクシー運転手が続出したらしく、それ以来市内のタクシー業者の間では夜間、女性の一人客に『深泥池まで行って欲しい』と言われた場合に限り乗車拒否をしてもお咎めなしという暗黙のルールができた」という記録が残っている。

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 深泥池(みどろがいけ・みぞろがいけ) |
| 所在地 | 京都府京都市北区上賀茂(宝ヶ池西側・鞍馬街道沿い) |
| ジャンル | 天然池・湿地(国指定天然記念物) |
| 危険度 | 2 |
| 信憑性 | B |
| タグ | #池 #自然 |
場所・アクセス
京都市バス「深泥池」バス停から徒歩すぐ。宝ヶ池通りと鞍馬街道の交差点近くに位置する。道路沿いから池を眺めることができ、南岸からは水面の美しい景観を楽しめる。近くに「深泥池貴舩神社」がある。夜間は周辺の照明が少なく、池の水面が暗く静まり返る。
なぜ心霊スポットになったのか
深泥池が「日本三大心霊スポット」のひとつとして語られる背景は「朝日新聞に掲載されたタクシー怪談」という他の心霊スポットには見られない歴史的な特異性だ。
1969年の朝日新聞掲載というタクシー怪談の根拠 「幽霊タクシーの話は朝日新聞 昭和44年(1969年)10月7日付に載っている」という記録がWikipediaにも記載されており、一般週刊誌や口コミではなく全国紙に掲載されたという事実が「信憑性の高い怪談」としての評判を作り出した。昭和44年時点で既に京都を代表する怪談として認知されていたことを示している。
タクシー業界での「乗車拒否ルール」という都市伝説 「京都市内のタクシー業者の間では夜間、女性一人客に『深泥池まで』と言われた場合に限り乗車拒否してもお咎めなしという暗黙のルールができた」という都市伝説が広まっており、これが怪談の「実在感」を高めた。
底なし沼・溺死体という物理的な恐怖 「何層にも泥が積み重なって底なし沼のようになっているため、溺死体が何体も沈んでいるという噂がある」という記録が残っており、池の物理的な構造が霊的なイメージと結びついている。
近くにあった精神病院の入水自殺の噂 「近くにあった精神病院の患者が入水自殺をし、その霊が出没する」という噂が語り継がれており、具体的な死者の存在というイメージが怪談を強化した。
紫式部・菅原道真との文学的関係 古代の文献に登場する京都最古の天然池という歴史的重みが、心霊スポットとしての「古さ」「霊的な蓄積」というイメージを醸し出している。
心霊現象の噂
タクシーに乗った女性客が深泥池付近で消える(日本タクシー怪談の発祥) 最も有名な怪異がこれだ。「雨の夜に白いワンピースを着た黒髪の女性を乗せたタクシーが、行き先の深泥池に到着するとバックミラーから女性が消えており後部座席がぐっしょりと濡れていた」という体験談が語り継がれている。複数のバージョンが存在する。
深夜に女の影が池の縁を漂うように歩き回る 「深夜、女の影が池の縁を漂うように歩き回る」という目撃談が複数残っている。
水際を歩いていると何者かに足を掴まれて引きずり込まれる 「水際を歩いていると何者かに突然足を掴まれて引きずり込まれる」という体験談が語り継がれており、池の底に沈んでいるとされる霊の仕業という解釈で語られている。
池から這い出てきた鬼という伝説 深泥池貴舩神社の伝説では「節分に深泥池から這い出てきた鬼を豆で撃退した」という言い伝えがあり、古来から「池の中に恐ろしいものがいる」という認識が存在したことを示している。
大蛇が住んでいる 「深泥池に大蛇が住んでいた」という昔話も残っており、神聖かつ恐ろしい場所としての古いイメージが今に引き継がれている。

体験談
体験談①「1969年10月7日付の朝日新聞にタクシー怪談が掲載されていた。タクシー業界には夜間に女性一人客に『深泥池まで』と言われた場合に乗車拒否してもよいという暗黙のルールができた」
ガイドブックに載らない京都サイト・霊視検証サイトによる記録。「幽霊タクシーの話は朝日新聞 昭和44年(1969年)10月7日付に載っているとWikipediaにあった。私が今回訪れたのも10月7日と、なんか因縁を感じます」という記録が残っている。
霊視検証サイトは「一時期同じような体験をしたタクシー運転手が続出したらしく、それ以来市内のタクシー業者の間では夜間、女性の一人客に『深泥池まで行って欲しい』と言われた場合に限り乗車拒否をしてもお咎めなしという暗黙のルールができたそうです」という記録を残している。(ガイドブックに載らない京都・霊視検証サイトより)

体験談②「雨の夜に深泥池の近くで女性客を乗せた。行き先に山科区上花山を告げた。その辺りは火葬場しかない。途中バックミラーを見ると女の乗客は消えていて、後部座席のシートがぐっしょりと濡れていた」
TravelBookによる記録。深泥池のタクシー怪談の別バージョンとして「行き先に山科区上花山(火葬場がある場所)を告げる女性客が乗車するパターン」が語り継がれている。「運転手は乗客を落としてしまったのではと思い近くの交番に駆け込んだというエピソードも残っていて、話の具体性もあり幽霊騒動として有名となりました」という記録が残っている。(TravelBookより)
体験談③「何層にも泥が積み重なって底なし沼のようになっており、溺死体が何体も沈んでいるという噂がある。近くにあった精神病院の患者が入水自殺をし、その霊が出没するという噂もある」
日本珍スポット100景による記録。「ここは何層にも泥が積み重なって底なし沼のようになっているため、溺死体が何体も沈んでいるという噂があるんですよ」という記述が残っており、池の物理的な構造と霊的なイメージが結びついた具体的な解釈を示している。
霊視検証サイトも「近くにあった精神病院の患者が入水自殺をし、その霊が出没する」「深夜、女の影が池の縁を漂うように歩き回る」「水際を歩いていると何者かに突然足を掴まれて引き摺り込まれる」という複数の怪異が語られていることを記録している。(日本珍スポット100景・霊視検証サイトより)
※ 体験談は個人の証言であり、事実を保証するものではありません。
危険性と注意点
天然記念物への敬意 国の天然記念物(池・湿地を含む生態系全体)に指定された貴重な場所だ。池への立入・生物への干渉は厳禁だ。
水際への接近禁止 「何層にも泥が積み重なって底なし沼のようになっている」という記録があり、水際は足場が不安定で転落の危険がある。
夜間の道路の危険 池の周囲の道路は夜間照明が少なく、車の往来もある。深夜の訪問は交通事故のリスクが高い。
近隣住民への配慮 住宅地に近い場所だ。深夜の騒音は厳禁だ。

まとめ
深泥池は氷河期から続く天然池だ。京都最古だ。天然記念物に指定されている。
菅原道真が書いた。紫式部が詠んだ。
昭和44年(1969年)、朝日新聞がタクシー怪談を記録した。雨の夜に女性を乗せたタクシーが深泥池に到着すると女性が消えていた。後部座席がぐっしょり濡れていた。
京都のタクシー業界に暗黙のルールができた、とも言われた。
水際での異常体験や池の周辺の不可解な現象は、池の特殊な環境と古くからの伝承が関係しているとも語られている。
昼間は天然記念物の観察スポットとして訪れる人がいる。夜になると「日本タクシー怪談の発祥地」として訪れる人がいる。
氷河期から続く池は、今日も静かに存在している。
動画
FAQ
Q. 深泥池はどこにありますか?
京都府京都市北区上賀茂に位置します。京都市バス「深泥池」バス停からすぐです。宝ヶ池の西側・鞍馬街道沿いにあります。
Q. 「タクシー怪談の発祥地」というのは本当ですか?
1969年(昭和44年)10月7日付の朝日新聞に深泥池にまつわるタクシー怪談が掲載されていた記録が残っており、日本のタクシー幽霊談の最も古いバージョンのひとつとして知られています。
Q. 深泥池の読み方は「みどろ」ですか「みぞろ」ですか?
どちらも正しい読み方で、「みどろがいけ」「みぞろがいけ」両方が使われています。
Q. 天然記念物に指定されているのは本当ですか?
はい。氷河期時代の動植物が現在も生息する貴重な生態系を持つとして、池・湿地を含む環境全体が国の天然記念物に指定されています。
Q. タクシー業界の「乗車拒否ルール」は本当ですか?
「夜間に女性一人客に『深泥池まで』と言われた場合に限り乗車拒否してもお咎めなしという暗黙のルールができた」という話が複数のサイトで記録されていますが、タクシー業者の公式見解ではなく都市伝説の域を出ていません。
安全メモ
- 私有地への侵入はNG
- 危険行為(廃墟侵入・無理な探索)はNG
- 近隣住民への迷惑行為はNG
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