心霊スポット公開日: 2026-03-24更新日: 2026-05-05

【心霊】バンバ穴|老婆が子を捨てたとされる富士山麓の縦穴の正体

静岡県富士宮市の富士山西麓にある深さ約20メートルの縦穴。かつて飢饉の際に老婆が口減らしのために捨てられたとされる姥捨て伝承地。穴の底から人骨が発見されたとも語られ、覗き込むと底から手が伸びてくる・老婆の霊が「家に帰りたい」と訴えるという怪異が伝わる。川口浩探検隊でも紹介された。

静岡県心霊スポット信憑性 C危険度 4
心霊スポット洞窟静岡伝承
【心霊】バンバ穴|老婆が子を捨てたとされる富士山麓の縦穴の正体の外観
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基本データ

  • 種別:心霊スポット
  • 所在地:静岡県
  • 危険度:4/5
  • 信憑性:C

深さ20メートルの縦穴が、富士宮市の森の中にある。

かつて飢饉のたびに、老婆がここに捨てられた。穴の底には洞窟が広がっており、そこから人骨が発見されたと言われている。

覗き込むな。穴の底から、手が伸びてくる。


概要

バンバ穴(婆々穴)は静岡県富士宮市の富士山西麓に位置する、深さ約20メートルの縦穴だ。穴の底には洞窟が広がっており、ケービング(洞窟探検)の愛好家による調査でその広さが確認されている。周囲には転落防止のための杭と有刺鉄線が設けられているが、草が生い茂り非常にわかりにくい。

「バンバ穴」という名称は姥捨ての伝承に由来する。かつて飢饉や食糧不足の際に、口減らしのために老婆(婆=バンバ)がこの穴に捨てられたとされており、底から人骨が発見されたという話も語り継がれている。テレビ番組「水曜スペシャル・川口浩探検隊」でも取り上げられたことで広く知られるようになった。

複数の独立した怪異証言と地域の姥捨て伝承の記録があることからC評価の信憑性に値する(人骨発見の公的記録は未確認)。

scene1

基本情報

項目内容
名称バンバ穴(婆々穴)
所在地静岡県富士宮市(県道72号線沿い・富士山西麓)
ジャンル洞窟・姥捨て伝承地
危険度4
信憑性C
タグ#心霊スポット #洞窟 #森 #静岡 #伝承

場所・アクセス

静岡県道72号線を道なりに進み、養鶏場の小さな看板を目印に林道へ入る。養鶏場を越えた先の未舗装の林道を進み、左に大きくカーブする地点から右手の森に入ると数十メートルでバンバ穴に到達する。

森の中に目印はなく、スマートフォンの電波も圏外になる区間がある。草が生い茂る夏場は穴の位置がほとんど見えない状態になる。「目印のない森の中と聞いていたわりにあっさり着いた」という訪問者もいれば、3回訪れてようやく発見したという記録もある。

林道入口は一応舗装されているが、穴の手前からは歩きが必須。周辺は少しぬかるんでいることが多く、滑落に細心の注意が必要だ。


なぜ心霊スポットになったのか

バンバ穴が静岡最恐の一角として語られる理由の軸は、「姥捨て」という行為そのものの残酷さだ。

かつて日本の農村では、飢饉・台風・食糧不足が重なると「口減らし」のために年老いた者を山に捨てる風習があったとされる。バンバ穴には老婆たちが生きたまま、あるいは死後に投じられたという伝承が残っており、「姥捨穴」という別名を持つ。

穴の底に広がる洞窟から人骨が発見されたという話は、この伝承に現実味を与えている。公的な調査記録は確認されていないが、ケービング愛好家の調査では洞窟内が相当の広さであることが確認されており、「一度落ちたら自力では登れない」という事実が伝承の信憑性を高めている。

「水曜スペシャル・川口浩探検隊」で撮影されたことが知名度を全国区にした。


心霊現象の噂

穴の底から手が伸びてきて引きずり込む

バンバ穴を覗き込んだとき、穴の底から手が伸びてきて中に引きずり込もうとするという証言が語り継がれている。

「捨てられた老婆たちが、生者も同じ目に遭わせようとしている」という解釈で語られることが多い。覗き込んだ者の足がすくんで動けなくなったという体験談もある。

「家に帰りたい」と訴える老婆の霊

穴に向かう道中に半透明の老婆の霊が現れ、「家に帰りたい」と悲痛に訴えてくるという噂が伝わっている。

捨てられた後もまだ家に帰りたいと思い続けている霊が、訪問者にその言葉を繰り返すという話は、この場所の怪異の中で最も哀愁のある伝承だ。

穴の付近でうめき声が聞こえる

穴の周囲を歩いていると、地の底から湧き上がるようなうめき声が聞こえるという報告がある。

昼間でも聞こえることがあるとされており、「穴の中に今も誰かがいるような」感覚を訴える訪問者が複数いる。

写真に老婆の影が写り込む

穴の周辺で写真を撮影すると、老婆の影や顔のようなものが写り込むという体験談がある。撮影直後には気づかず、後で確認して初めて気づくパターンが多い。

scene2

体験談

体験談①「穴を覗いたとき、下から何かが来るような気がした」

単独で訪れた男性の証言。ようやくたどり着いたバンバ穴を慎重に覗き込んだ。深さ20メートルの暗闇が下に広がっていた。

その瞬間、穴の奥から視線を感じた。

「見ている側が見られている」という逆転した感覚が走り、反射的に体を引いた。実際に何が見えたわけではなかったが、「何かが来ようとしていた」という確信だけが残った。

帰路、電波が回復した後にスマートフォンで撮った穴の写真を確認すると、暗闇の中に白いもやのようなものが写っていた。穴の底を撮ったカットだけだったという。(個人ブログより)

scene3

体験談②「友人の背中を押したら、本当に落ちそうになった」

大学生3人グループの体験。心霊写真を撮ろうと訪れたうちの1人(A)が穴を覗き込んでいたとき、もう1人(B)がふざけて軽く背中を押した。

AはBに態勢を崩し、本当に落ちそうになった。

周囲の草と地面のぬかるみのせいで穴の縁の位置がはっきりわからなかったことが、危うい状況を生んだ。深さ20メートルの縦穴に落ちていたら命はなかった。

AがBに掴みかかる騒動の間、3人目のCが何枚も写真を撮り続けていた。後日現像すると、口論する2人の背後に、ぼんやりとした人影が写っていた。(ウワサの心霊話より)

体験談③「帰り道、後ろから老婆の気配がずっとついてきた」

友人と2人で訪れた女性の証言。バンバ穴の前でしばらく写真を撮り、帰り道を歩き始めた直後から、後ろに何かがいる気配を感じた。

振り返っても何もなかった。しかし歩くたびに背後の気配は消えなかった。

「もしかしたら連れてきてしまったのかも」という恐怖が頭をよぎり、2人は無言で足を速めた。林道を抜けて車に乗り込んだとき、後部座席に座った友人が「今、後ろに乗り込もうとする気配がした」と言った。

その夜、女性は老婆が「帰りたい」とつぶやく夢を見た。1週間、同じ夢が続いたという。(SNS投稿より)

※ 体験談は個人の証言であり、事実を保証するものではありません。


危険性と注意点

バンバ穴は心霊的な危険以前に、物理的な生命の危険が非常に高い場所だ。

深さ20メートルの縦穴は即死レベルの危険

転落防止フェンスはあるが、草が生い茂り縁の位置が見えにくい。ぬかるんだ地面で足を滑らせると穴に落ちる可能性がある。一度落ちたら自力での脱出は極めて困難だ。

電波が圏外になるエリア

スマートフォンの電波が届かないエリアがあり、緊急時に助けを呼べない可能性がある。単独訪問は厳禁だ。

目印がなく迷子になりやすい

森の中に案内板はなく、夜間・悪天候時の迷子リスクが高い。

私有地・立入制限の可能性

周辺は私有地または管理地の可能性がある。立入前に確認が必要だ。

scene4

まとめ

バンバ穴の怖さの本質は、「穴の底に何が沈んでいるか」という想像にある。

深さ20メートルの暗闇の底に、かつて生きたまま老婆が投じられた。食べる口を減らすために。その老婆たちは、穴の底で何を思いながら息絶えたのか。

「家に帰りたい」という声が聞こえるとしたら、それは何百年も前から、ずっとその言葉だけを繰り返し続けているのかもしれない。

穴を覗くとき、下からも見上げている目がある。

その目と視線が合う前に、身を引くことだ。


動画


FAQ

Q. バンバ穴はどこにありますか?

静岡県富士宮市の富士山西麓に位置します。静岡県道72号線沿い、養鶏場を目印に林道に入った先の森の中にあります。

Q. なぜ「バンバ穴」と呼ばれるのですか?

「バンバ」は「婆々(ばんば)」に由来し、かつて飢饉の際に老婆(婆)を口減らしのためにこの穴に捨てる姥捨ての風習があったことに由来します。

Q. 穴の底から人骨が発見されたというのは本当ですか?

地域の伝承として語り継がれていますが、公的な調査・発見の記録は確認されていません。ケービング愛好家の調査では底に広い洞窟が存在することは確認されています。

Q. テレビ番組に取り上げられたというのは本当ですか?

はい。「水曜スペシャル・川口浩探検隊」で撮影・紹介されたことで全国的に知られるようになりました。近年では松原タニシさんも訪問しています。

Q. 一人で訪問できますか?

深さ20メートルの縦穴が草に隠れており転落の危険が極めて高いため、単独訪問は厳禁です。電波が届かない区間もあるため、必ず複数人で訪れてください。

安全メモ

  • 私有地への侵入はNG
  • 危険行為(廃墟侵入・無理な探索)はNG
  • 近隣住民への迷惑行為はNG

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