【心霊】宅部池|少年の溺死事故から90年後も目撃される霊の正体
東京都東村山市の都立狭山公園内に位置する池。1925年に少年「たっちゃん」と助けに飛び込んだ青年二人の計三名が溺死した事故から「たっちゃん池」と呼ばれ、水面から伸びる白い手や子供のすすり泣く声など多くの怪異が語られる心霊スポット。
基本データ
- 種別:心霊スポット
- 所在地:東京都
- 危険度:3/5
- 信憑性:A
波もない。流れもない。ただ静かに水を湛える池。
なのに、その夏の昼下がり、10歳の少年は二度と浮かび上がってこなかった。助けようと飛び込んだ青年も。もう一人の青年も。
穏やかな池で、なぜ三人が溺れ死んだのか。
100年たった今も、その答えは誰も知らない。夜になると水面から伸びてくるという「白い手」だけが、静かにその理由を知っているかのように揺れている。
概要
宅部池(やけべいけ)は、東京都東村山市の都立狭山公園内に位置する面積約0.65ヘクタールの池だ。江戸時代に周辺の田畑を潤す灌漑用貯水池として造られ、かつては「宅部の貯水池」を略して「ヤケチョ」と呼ばれていた。
しかし今、この池を知る者はほとんど「たっちゃん池」と呼ぶ。
1925年(大正14年)の夏、この池で溺れ死んだ10歳の少年「たっちゃん」の名に由来するその通称は、以来100年近くにわたって地域に語り継がれてきた。
1982年に出版された郷土史『東大和のよもやまばなし』にも事故の記録が残っており、信憑性はA評価に値する。
昼間は遊歩道や水上デッキも整備された憩いの場として多くの人が訪れる。しかし日が落ちると、池の表情は一変する。
静寂に包まれた水面から、今夜も「何か」が浮かび上がってくるかもしれない。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 宅部池(たっちゃん池) |
| 所在地 | 東京都東村山市多摩湖町 都立狭山公園内 |
| ジャンル | 池 |
| 危険度 | 3 |
| 信憑性 | A |
| タグ | #心霊スポット #池 #東京 #東村山 #狭山公園 #女性の霊 |
場所・アクセス
西武多摩湖線「武蔵大和駅」より徒歩約10分。都立狭山公園の中央付近に位置し、池の周囲には遊歩道と水上デッキが整備されている。
多摩湖(村山貯水池)のすぐ南側に隣接しており、多摩湖から自転車道を使ってのアクセスも可能だ。
ただし狭山公園は夕方に閉園となるため、夜間の池への立ち入りは事実上できない。それにもかかわらず、夜間に池を訪れたという体験談が後を絶たないのは、夜の宅部池が持つ異様な引力のためかもしれない。
昼間の穏やかな水面からは想像もできない「重さ」が、夕暮れとともにこの場所を支配し始める。
なぜ心霊スポットになったのか
1925年(大正14年)8月、焼けつくような真夏の昼下がりのことだった。
地元で「たっちゃん」と呼ばれていた10歳の少年が、この池で遊んでいる最中に足を滑らせ、水の中に落ちた。叫び声を聞いた近くにいた青年二人が、すぐさま池に飛び込んだ。
しかし。
波もない。流れもない。水深こそあるが、激流とは程遠い穏やかな池のはずだった。なのに三人は誰一人として岸に戻ることができなかった。少年一人の事故死ならば、不幸な水難で済んだかもしれない。しかし経験豊かな二人の青年までが溺れ死んだという事実が、この池に「普通ではない何か」が潜んでいるという疑念を植えつけた。
さらに2010年には、池の近くで身元不明の高齢男性の遺体が発見されている。
悲劇が積み重なるたびに、宅部池は「呼び込む池」としての印象を強めていった。そして今では、人気心霊YouTubeチャンネル「ゾゾゾ」にも取り上げられ、東京を代表する心霊スポットとして広く認知されている。
心霊現象の噂
水面から伸びる白い手
宅部池を語るうえで外せない最大の怪異がこれだ。夜に池に近づくと、水面から白い手が突然現れ、訪れた者の足首を掴んで池の中へ引きずり込もうとするという。
三人が溺れ死んだ「不自然な事故」の理由も、この白い手によるものだったのではないかという説が根強く残っている。
子供のすすり泣く声
夜間、池の周辺でどこからともなく子供がすすり泣くような声が聞こえるという体験談が多い。
声の方向を追っても、姿は見えない。声は池の方向から聞こえてくるという証言が共通している。
自転車のペダルが急に重くなる
池の前を自転車で通り過ぎようとした瞬間、まるで誰かが後ろに乗ったかのようにペダルが急に重くなるという怪異が語られている。
振り返っても誰もいない。しかしペダルの重さは、池を離れるまで続くという。
池のほとりに佇む女の人影
昼間でも、池のほとりに透けた女性の人影が見えたという目撃談がある。
霊視を行った専門家によると、宅部池周辺には常時複数の浮遊霊が漂っており、子供の手らしき霊体が水面から突き出しているのが見えたという記録も残っている。
うめき声と金縛り
写真撮影を目的に昼間訪れた男性が、池のほとりで突然女性のうめき声を耳にし、その後数日にわたって金縛りに遭い続けたという体験談もある。霊的に敏感な体質の人には特に危険な場所とも言われている。
体験談
体験談①
夕方、ジョギング中に池の前を通りかかったという男性の証言。特に心霊スポットだとは知らず、ただの公園内の池として通り過ぎようとした。
その瞬間、走っていた足が急に動かなくなった気がした。重い、というより「沈む」感覚だったと言う。
ふと池を見ると、水面に波紋が広がっていた。風もないのに。その瞬間から、その場を離れるまでずっと背中に視線を感じ続けたという。
体験談②
心霊系の動画撮影のために夜間に訪れたというグループの投稿。公園の閉園後に柵の外から池を撮影していたとき、カメラの液晶画面に「池の縁に白いものが映っている」と一人が気づいた。
全員で画面を確認すると、確かに水際に細長い白いものが見える。手のように見えるが、誰も近づいていない。
撮影を中止して立ち去った直後、その一人のスマートフォンが理由もなく突然電源が落ちた。電池残量は80%を超えていたという。(YouTube投稿コメントより)
体験談③──この記事の山場
「全く信じていなかった」という20代男性Yさんの証言。趣味の写真撮影のため、昼間に狭山公園を訪れた。宅部池のほとりを歩きながらシャッターを切っていたとき、突然耳元で女性のうめき声が聞こえた。
咄嗟に振り返ると、池のほとりに人影があった。セピア色がかった、透けた女性の姿だった。
「寒い。助けて……」
その声が聞こえた瞬間、Yさんは全力で走って公園を出た。その夜から金縛りが始まった。一日だけではない。連続して続く金縛り。霊視を依頼したところ、二体の地縛霊に憑依されていたことが判明したという。
Yさんは「池が近いから心霊スポットなんだと思っていた。でも自分が実際に体験するまで、一切信じていなかった」と語っている。(霊視・鑑定専門サイト 体験記録より)
※ 体験談は個人の証言であり、事実を保証するものではありません。
危険性と注意点
宅部池は都立狭山公園内に整備された池であり、昼間は一般の観光・散策スポットとして多くの人が訪れる。しかし以下の点には十分な注意が必要だ。
夜間は公園が閉園
都立狭山公園は夕方に閉園となる。夜間の立ち入りは不可であり、無断で柵を越えることは禁止されている。
池への転落リスク
池の周囲は整備されているが、夜間や悪天候時は足元が滑りやすい。過去に水難事故が起きている場所であることを忘れてはならない。
釣りは全面禁止
生態系保護のため、池での釣りは禁止されている。また、池の水に触れることも避けるべきだ。
霊感が強い方は特に注意
霊視の記録によれば、この池の周辺には常時複数の浮遊霊が漂っているという。霊的に敏感な体質の方は、憑依のリスクがあるとされており、特に注意が必要だ。
まとめ
宅部池は、1925年の夏から時が止まったような場所だ。
100年前、穏やかな池で三人が命を落とした。波もなく、流れもなく、なぜ溺れたのかわからないまま。その「なぜ」が解消されないまま時代が変わり、都市が開発され、池の周りに遊歩道ができ、案内板が立てられた。
それでも夜になると、池は同じ顔をする。静かに、深く、何かを待つように。
たっちゃんは今も、この池の底で誰かを呼んでいるのかもしれない。
動画
FAQ
Q. 宅部池はどこにありますか?
東京都東村山市の都立狭山公園内に位置します。西武多摩湖線「武蔵大和駅」から徒歩約10分でアクセスできます。
Q. 「たっちゃん池」という名前の由来は?
1925年(大正14年)に、この池で溺れ死んだ10歳の少年「たっちゃん」の名に由来しています。彼を助けようとした青年二人も亡くなるという悲惨な事故がきっかけです。
Q. 夜間に訪れることはできますか?
都立狭山公園は夕方に閉園となるため、夜間の立ち入りはできません。昼間の散策を推奨します。
Q. 白い手の噂は本当ですか?
複数の訪問者によって語られている怪異ですが、事実を保証するものではありません。ただし、過去に実際に複数の水難事故が起きている場所であることは事実です。
Q. 心霊系YouTubeで紹介されましたか?
はい。人気チャンネル「ゾゾゾ」をはじめ、多数の心霊系YouTuberが訪問・紹介しており、現在23本以上の関連動画が公開されています。
安全メモ
- 私有地への侵入はNG
- 危険行為(廃墟侵入・無理な探索)はNG
- 近隣住民への迷惑行為はNG
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