【心霊】寺家トンネル|手掘り100年の廃トンネルで目撃される人影の正体
富山市の山中に、百年前に手で掘られたトンネルが3つ並んでいる。軽自動車しか通れない幅。照明なし。苔で濡れた壁。大量のコウモリ。ライトを消して待っていると、女性の声が聞こえてくると言われている。

基本データ
- 種別:心霊スポット
- 所在地:富山県
- 危険度:2/5
- 信憑性:C
富山市の山中に、百年前に手で掘られたトンネルが3つ並んでいる。
軽自動車しか通れない幅。照明なし。苔で濡れた壁。大量のコウモリ。
ライトを消して待っていると、女性の声が聞こえてくると言われている。
概要
寺家トンネル(じけトンネル)は富山県富山市大沢野の県道67号線上に存在する3つのトンネルの総称だ。正式名称は池原隧道(いけはらすいどう)1号〜3号で、約百年前に手彫りで建設された歴史的なトンネルだ。幅は1.48メートル制限で軽自動車のみ通行可能、普通車は通れない。照明は設置されておらず、内部はほぼ完全な暗闇となる。Googleマップでは「観光名所」に登録されており、珍スポット・心霊スポット両面から訪問者がある。
2号トンネルを抜けた先には廃村跡があり、墓石・記念碑・観音堂が残っている。また道中には軍人の墓も建てられている。こうした歴史的遺構が周辺に点在することが、場所の重みを感じさせる。
「ライトを消して待つと女性の声が聞こえる」という体験談が地元に広まっているが、具体的な事件や事故の記録は確認されていない。

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 寺家トンネル(池原隧道1〜3号) |
| 所在地 | 富山県富山市大沢野(県道67号線) |
| ジャンル | 旧道トンネル |
| 危険度 | 2 |
| 信憑性 | C |
| タグ | #富山 #トンネル |
場所・アクセス
寺家公園(富山市)を目印に向かう。笹津駅より車で約23分。寺家公園の駐車場に車を停め、そこから徒歩でトンネルへ向かう。駐車場から1号トンネルまで約500〜900メートル。
1号→2号→3号と連続しており、2号を抜けると廃村跡に至る。3号トンネルは山をさらに登った先にあり、駐車場からの往復はかなりの山道歩きとなる。スマートフォンの電波が山中で不安定になることがある。冬期は通行止めとなる。
なぜ心霊スポットになったのか
寺家トンネルが富山の心霊スポットとして語られる理由は、歴史的背景よりも「場所の雰囲気」に依るところが大きい。
百年前の手彫りという構造的な異様さ
現役のトンネルでありながら約百年前に手作業で掘られた痕跡が残り、内壁が凸凹として狭く、中では天井に大量のコウモリが生息している。この独特の見た目と闇が、訪問者に強烈な印象を与える。
廃村跡・軍人の墓という歴史の重なり
2号トンネルの先には廃村跡があり、古い墓や観音堂、記念碑が残っている。また道中には軍人の墓も建てられている。「昔、人が多く住んでいた場所が消えた」という痕跡の積み重なりが、怪談の素地となっている。
照明のない完全な暗闇
3つのトンネルすべてに照明がなく、昼間でも内部は暗い。この環境が「ライトを消して待つ」という肝試し文化を生み、「女性の声が聞こえた」という体験談と結びついた。
心霊現象の噂
ライトを消して待っていると女性の声が聞こえる
最も有名な怪異がこれだ。トンネル内でライト・懐中電灯を消して待っていると、女性の泣き声・呼びかけが聞こえてくるという体験談が地元で語り継がれている。
女性の幽霊が現れる
トンネル内に女性の幽霊の姿が目撃されるという報告がある。「事故で亡くなった女性の霊では」と語られることが多いが、具体的な事故の記録は確認されていない。
火の玉が動いているのを目撃した
「凄く動く火の玉みたいなのがいてびっくりした」というSNS投稿が残っている。夏のホタルとの見間違えの可能性も否定できない。
3号トンネルの帰りに鳥肌が立った
訪問した探索者が「何故か帰りに鳥肌が立った」と語っており、特に何かを見たわけではないが「気配のようなものを感じた」という体験談が残っている。
帰りの車で頭痛・金縛りに遭った
訪問後に車中で頭痛を訴え、金縛りに遭ったという体験談が残っている。

体験談
体験談①「明らかに聞こえた。マジでここヤバイ」
2023年5月に寺家トンネルを夜間訪問した人物のSNS投稿。「昨晩、富山県にある寺家トンネルに行ってきました!マジでここヤバイです……!あと、明らかに聞こえました……」と報告している。
何が聞こえたかの具体的な内容は明かされていない。
「明らかに」という言葉の強さと、内容を語らないという沈黙が、読む者の想像力を刺激する投稿となった。(Twitter投稿より)

体験談②「駐車場で霜に覆われた車、急に強まった風、帰りに友人が金縛りに」
友人グループで訪問した人物の証言。駐車場に着くと霜で車が覆われており、トンネルに向かって歩き始めると風が急に強くなって足が止まらざるを得なくなった。
トンネル内では特に具体的な怪異はなかったが、帰りの車で同行の友人が頭痛を訴え、金縛りに遭ったという。
「行き帰りで環境が変わりすぎた」と語っており、「特に何があったとは言えないが、あの風と霜が今でも印象に残っている」という。(SHIORI口コミより)
体験談③「廃村跡の墓、道中の軍人の墓──心霊スポットというより、ここには確かに歴史の重みがある」
廃墟・珍スポット探索を趣味とする人物が昼間に訪問した際の証言。1号トンネルの天井の大量のコウモリに驚き、2号を抜けた廃村跡では古い墓や観音堂を目にした。道中には軍人の墓もあった。
「心霊現象には遭わなかったが、この場所に重みがあるのは確かだ」と語っている。
「3号トンネルの帰り道、何故か鳥肌が立った。見たものは何もない。でも何かを感じた」という。(コジツケ君がゆく・探索記より)
※ 体験談は個人の証言であり、事実を保証するものではありません。
危険性と注意点
寺家トンネルは心霊的危険以前に、物理的に注意すべき場所だ。
トンネル内のコウモリ
1号トンネルの天井に大量のコウモリが生息している。ウイルス感染のリスクを考慮し、マスク着用を推奨する。
苔による滑落
地面が濡れており、苔が生えている箇所が多い。滑りやすく転倒に注意が必要だ。
山道の迷子リスク
山中にあるためスマートフォンの電波が不安定になる。特に3号トンネルへの道は複数の分岐があり迷いやすい。
冬期通行止め
冬期は通行止めとなるため、事前確認が必要だ。
野生動物
山中のためヒグマ以外の野生動物が出没する可能性がある。特に夜間の山道は注意が必要だ。

まとめ
寺家トンネルは百年前に人の手で掘られた。
1号・2号・3号と続く3つのトンネルはいずれも照明がなく、軽自動車しか通れない幅しかない。天井にはコウモリがいる。苔で濡れた壁が懐中電灯の光を吸い込む。
2号を抜けると廃村跡がある。墓がある。観音堂がある。道中には軍人の墓もある。
ライトを消して待っていると女性の声が聞こえる、と地元では言われている。その声が何なのか、なぜ女性の声なのか、由来は分からない。
「明らかに聞こえた」とSNSに書いた人がいる。何が聞こえたかは明かされていない。
百年前の暗闇はそのままここにある。
動画
FAQ
Q. 寺家トンネルはどこにありますか?
富山県富山市大沢野、県道67号線沿いに位置します。寺家公園(寺家公園駐車場)を目印に向かい、笹津駅から車で約23分です。
Q. 「寺家トンネル」と「池原隧道」は同じものですか?
はい。池原隧道1〜3号の3つのトンネルを総称して「寺家トンネル」と呼んでいます。
Q. なぜ軽自動車しか通れないのですか?
約百年前に手彫りで建設されたトンネルのため、幅が1.48メートルと非常に狭く、普通乗用車は通行できません。
Q. 廃村跡があるというのは本当ですか?
はい。2号トンネルを抜けた先に廃村跡があり、古い墓・記念碑・観音堂が残っています。また道中には軍人の墓も建てられています。
Q. 女性の声が聞こえるという噂の由来は?
具体的な事件や事故の記録は確認されていません。「ライトを消して待つと聞こえる」という肝試し文化の中で語り継がれてきた噂です。
安全メモ
- 私有地への侵入はNG
- 危険行為(廃墟侵入・無理な探索)はNG
- 近隣住民への迷惑行為はNG
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