No.000008:名無しの体験者:2026/06/03(水) 02:53:25
岩手県|祖母の実家|怖さ ★★★★★|不思議な体験
祖母の押し入れにいる何か
子供の頃、夏休みに岩手の祖母の家に泊まるのが毎年の恒例でした。古い農家で、廊下がきしむし夜は真っ暗だしで子供心に怖かったんですけど、祖母がいるから平気でした。
ただ一つだけ、祖母に絶対に言われてたことがあって「2階の奥の部屋の押し入れだけは開けたらいかん」って。理由は教えてくれなくて、開けたら怒るじゃなくて、なぜか泣きそうな顔で「頼むから開けないでくれ」って言うんですよ。
小6の夏、従兄弟と二人で興味審が勝ちその押し入れを開けてしまったんです。中は普通の押し入れで、古い座布団と段ボールがあるだけで。拍子抜けして笑いながら閉めたんですけど。
その夜から従兄弟が様子おかしくなって。飯食わない、夜中に起きて窓の外をずっと見てる、話しかけても返事が遠い感じで。2日後に従兄弟の親が迎えに来て連れて帰ったんですけど、帰り際に従兄弟が耳元で「押し入れの中に誰かいたよ、ずっとこっち見てた」って言って。
祖母にあとで押し入れのことを聞いたら、黙ってしばらくしてから「あそこには昔から何かいる。だから開けたらいかんって言ったんだ」とだけ言って、それ以上は何も話してくれませんでした。その家は祖母のお父さんの代からある家で祖母も押し入れを開けてはいけない明確な理由は知らなかったみたいです。
従兄弟はその後しばらくして元気になりました。しかし押し入れを開けたことは覚えていないそうです。祖母は3年前に亡くなって、押し入れの本当の理由は永遠にわからないままです。
追伸 その家は既に取り壊されていました。
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